こんにちは。よこたです。
今日は国沢の59歳の誕生日です。
国沢が好んではいている5本指靴下を毎年プレゼントしていたんですけれど。
ここ数年は何にも贈っていません。
はいているのをほとんど見たことないし(なくした?)、化繊が混ざっていると蒸れると言われたので(笑)。
わたし、なかなか根に持つタイプなので、バレンタインにもクリスマスにも、何にもあげません(笑)。
何かを贈り合うということはやめにしました。
「ぼん、お誕生日おめでとう!」
「あぁ、ありがとう。」
やりとりはたったこれだけです。
あ、ぼんとは国沢のことです。
国沢、六代目、ぼん、やすかず、シワ(資和を音読み)、などなど。
その時の気分で呼び方を変えてみるんですが、一応返事してくれます。
今日は、誕生日のぼんがはりきって朝一番にお届けしてきた家具のお話をしたいと思います。
お客様は新婚の素敵なご夫婦。
素敵なおふたりにぴったりなダイニングテーブル&チェアをお届けしました。
まずはテーブルからご説明しますね。
虎のようなしま模様「虎斑(とらふ)」が入って、なんとも豊かな表情をしていますね。
ホワイトオークの丸いテーブル。
でもただ丸いだけじゃなくて、直線が効いたデザインです。
水平線から登って来る太陽のような、雲の間から顔を出す月のような。
この直線が見た目だけでなく、機能的にみても絶妙です。
一般的にまん丸なテーブルだと、部屋の真ん中あたりに置いて、周囲ぐるり360度、人が座ったり通ったりできる寸法を考えないといけないんです。
なので思った以上に広い空間が必要になってくる。
でも、直線があることでテーブルを壁や家具の背面などに寄せて使うことができるんです。
コンパクトな空間でも置けるし、空間を広く使うことができます。
奥様のチェアがこちら。
ウォールナットのセミアームチェア。
天然木のあたたかみと、洗練されたデザインの美しさ。
背もたれも座面も板なのですが、からだにやさしくフィットするように手作業で仕上げています。
座面には、昨年開催したペルシャ絨毯展でお求めいただいた座布団サイズのギャッベ。
ご主人のチェアがこちら。
ウォールナットのフルアームチェア。
奥様のチェアと同シリーズなのですが、アームの長さが異なります。
座面にはギャッベ。
たくさんのギャッベの中から、そっくりな2枚をお選びになりました。
仲の良さがチェアやギャッベからも伝わってきます。
実は、今回お届けしたチェアは、昨年の秋に出たばかりの新作なんです。
メーカーの100周年記念として発表された品。
ゆえに、技術の粋を見て触れて座って感じ取ることができます。
展示品が入荷したのが昨年末でした。
お店でたくさん座り比べて、デザインと座り心地を気に入られたご夫婦。
実は、このチェアをお届けするのは今回が初めてなんです。
(ちなみに当店のチェアの中で、一番グレードが高いです。)
こちらは全体の様子。
テーブルは明るいホワイトオーク、チェアは落ち着いたウォールナット。
違う木材を選ばれるところが、なんというか、おふたりらしくて素敵だと思います。
木目が表情豊かで、色味も個性があって味わい深くて、使えば使うほど愛おしさが増しそうです。
Y様、この度もありがとうございました。
コンパクトながら実にコンフォートなダイニングで、素敵な時間をお過ごし下さい。