美しいカップボードとカウンターをお届けしました。

こんにちは。よこたです。

早速ですが、本日は年末にお届けした家具をご紹介したいと思います。

 

リフォームを終えられたばかり、ホヤホヤ・ピカピカのLDK。

ペニンシュラ(半島のようなかたち)のセミオープンキッチンのその背面。

ウォールナットのカップボード&キッチンカウンターを設置、とても素敵に納まりました!

 

 

シャルドネのボーテというシリーズのキッチン収納たちです。

ボーテとはフランス語で「美しい」という意味らしいです(ググりました)。

資生堂の最高峰ブランド、クレドポーボーテがふわっと頭に浮かびました。

そいういえば若い頃は、成熟した大人(今の年齢くらい)になったら、クレドボーボーテを使ってたいなぁ…と憧れていましたが。

現実は厳しいです…。

というのは置いておいて。

家具の話に戻ります。

 

やっぱり、シャルドネの中でもボーテシリーズは、格が違います。

美しい木目の無垢材を厳選して、その魅力を最大限に生かすべく、シンプルにスタイリッシュに仕上げています。

アンティーク調ガラス扉の、その模様の陰影が中の食器に映るのがたまりません。

今度は、谷崎潤一郎の陰翳礼讃がふわっと頭に浮かびました。

谷崎潤一郎の美意識、変態的な目の付け所、たまらなく好きです。

あ、また脱線しそうなので、戻ります。

 

 

よく見ると、色が違いますね。

実は、カップボードはお店に展示してあったものを気に入られお求めいただきました。

カウンターは、あらたにお作りしました。

ウォールナットという木材は、出来立てホヤホヤの頃は落ち着いたダークな風合いで、年月が経つと穏やかな飴色に変化します。

風合いの変化を感じることで、より愛着が増しますね。

 

扉、引出し前板、カウンター天板、美しい木目はどれも無垢材ですよ。

世界三大銘木のひとつでもあるウォールナット材は、近年では質の高いものが手に入りにくくなっているそうです。

 

この2つの家具は、年は違えど、同じ広島の府中で生まれました。

府中と言えば、昔から質の高い婚礼箪笥の産地。

普段目にしないところ、触れないところもそれはそれは丁寧に作り込んであります。

残念ながら、カップボードを作った工場はもうなくなってしまいました。

素晴らしい技術を持つ工場だったので、それはそれは残念でした。

カウンターは設計図面をもとに、府中の別の工場にお願いして作ってもらいました。

お願いして良かった!

惚れ惚れする仕上がり!

協力工場さん、素晴らしい仕事をありがとうございました!

おかげさまでお届けを待ちに待っていらっしゃった奥様に大変喜んでいただけました!

 

 

 

T様、いつもご愛顧ありがとうございます。

リフォーム完成おめでとうございます。

素敵なキッチンに、さらに素敵度が増す天然木のキッチン収納。

毎日の暮らしをますます楽しんで下さいませ。