家具屋のコーディネーターのつぶやき色々①

こんにちは。

「どうぶつの森」のランちゃんが、国沢に少しだけ似ていると感じるよこたです。

いつもスタッフブログを読んで下さってありがとうございます。

 

今日は、どんな木材を使った家具を選べばよいのかなど、「色」に関してのわたしの見解を語ってみたいと思います。

 

一応、わたし。

1級色彩コーディネーター(東商のカラーコーディネーター検定は2級)に合格しておりまして。

さらに富山県のインテリアカラーコーディネートの第一人者・村井朋子先生の愛弟子(だと自分では思っております)。

そして照明学会の基礎講座を受講し、照明コンサルタントに認定されております(照明と色は切り離せない!)。

現在は、通信芸大で空間演出を学んでいます(四十歳を超えていますが女子大生…)。

 

今も学びの真っ只中、常にアップデートを心がけております。

なので、これまで学んだことについて、自分の中ではこう解釈している、ということを少しだけお話させて下さい。

ただ、今回取り上げるテーマですが、正直言ってこれが絶対という「正解のない」ことです。

なのであくまでも参考程度に読み流していただけたら幸いです。

 

 

国沢タンス本店にご来店されるお客様の目的の多くは、当然ですが「家具を選ぶこと」です。

 

最初から「ウォーナット材」や「ブラックチェリー材」など、材種を決めていらっしゃる方が多いです。

ご新築の方ならばもう図面上にテーブルやソファなど、家族構成や部屋の大きさなどから最適なサイズ・仕様が落とし込まれていたりします。

買い替えの場合は、お使いのものと同じサイズ、似たようなイメージの材種・デザインで新しくされたり。

もちろんガラッとイメージを変えたいという方もいらっしゃいますし。

家族構成が変わったので6人掛けから4人掛けのテーブルにしたい、とか。

はじめからはっきりとこうしたいという思いがあって来店される方が多いと感じます。

そういうお客様は、材種もサイズもデザインもご自分でお選びになられるので、家具屋はその思いを尊重します。

「お客様が選ばれた家具が正解!」そう思っています。

 

 

工務店やハウスメーカーの担当者さんやコーディネーターさんからアドバイスをもらってご来店される場合。

床がオーク材なので、家具もオーク材かもしくはウォールナット材をおすすめされたとか。

同じオーク材にすれば空間にまとまりや広がりを感じますし、ウォールナット材にすれば空間がひきしまります。

仕上がりイメージを一番理解されているのは、その空間作りを手掛けられている方だと思います。

だから「正解!」と思います。

 

 

床材・建具・壁材、カーテン・家具など、全てお客様自身で選ばなければならない、という場合。

どれもこれも1度決めたら簡単にやり直しができないですもの、悩みますよね。

そんな悩める方々の参考になればと、思うことがあります。

ここを押さえておけば失敗はしない、というポイントがあります。

だからぜひ、その選ぶ工程を楽しんでほしいです。

 

 

床材も建具も、天然木または天然木のような質感の場合。

木材の多くは、その色相がだいだい色。

だいだい色でも、少し黄色みのある感じが多いと感じます。

もちろん、例外もありますけれども…。

 

これはわたしが作った「黄みのだいだい」という色相の画像をコラージュして1枚にまとめたボード。

ベージュ色、オレンジ色、茶色などなど、表現は様々だと思いますが。

いわゆる色んな色が入っているのですが、統一感というか、まとまりがありますよね。

色の明るさも鮮やかさも違いますが(これをトーンと言います)、色相が同じだからなのです。

同一色相配色、またはドミナントカラーというカラーコーディネートです。

同じ色相で、明るさも鮮やかさも同じだったら単調な雰囲気になると思います。

明るさ、鮮やかさのことは明度、彩度とそれぞれ言うのですが。

明度と彩度の対比によって、まとまりがありながら変化も感じると思います。

 

これは「黄みのだいだい」の色んなトーンと、色んな木材。

ホワイトオークのテーブル、ウォールナット、ブラックチェリー、ホワイトアッシュ、ハードメープル、かば桜、ビーチ、レッドオークの見本。

他の木材だと、ヒノキやパイン材も、なのですが。

ほぼ黄みのだいだいの色相か、黄みのだいだいの色相にかなり近いということがわかります。

なので、上記のような色味の天然木・もしくは近い風合いの床や建具ならば、家具で色んな木材を取り入れてもいいのでは?

ぜんぜん変じゃないですよ!むしろ素敵ですよ!

と、こんな風に思うのです。

 

ただ、注意しなければならないのは、建具も床も、塗装で色相が変わっている場合です。

赤っぽかったり、より黄色っぽかったり。

ちょっとグレイッシュな青系とか緑系とか、紫系とか、とにかく近年は色々あったりしますよね。

でもそんな場合でも、色相を意識して、家具の色を選ぶといいのですが。

当店では、基本的に天然木の風合いを大切にした家具ばかりなので、正直なところ的確なアドバイスが(お店の中では)しにくいです。

ごめんなさい…。

 

 

 

一般的に、インテリアカラーコーディネートには法則がありまして。

ベースカラー、アソート(もしくはメイン)カラー、アクセントカラー

この3つ。

 

ベースカラーとは、壁・床・天井とか、広い面積に使う色のことです。

アソートカラーとは、家具・ソファ・カーテンとか、中くらいの面積に使う色です。

アクセントカラーとは、クッションやアートなど、小さな面積に使う色です。

 

それぞれの配分ですが。

 

ベースカラーは70%くらい。

アソートカラーは25%くらい。

アクセントカラーは5%くらい。

 

くらいくらいくらい

CRY CRY CRY

チェッカーズの「星屑のステージ」が頭の中で流れた昭和生まれのわたし。

冗談はさておき、この配分を意識して色を決めると良いです。

 

これは、「黄みのだいだい」と「青緑」でコーディネートされた画像をコラージュしたボード。

対照色相配色というカラーコーディネートです。

 

例えば、インテリアに当てはめるとするならば…。

●ベースカラー「黄みのだいだい」約70%
…例:壁・床・建具・家具(天然木)、天井・壁(あたたかみのある白)など。

 

●アソートカラー「青緑」25%
…例:ソファ、カーテン、壁の一面など。

 

残り5%を、その名の通りアクセントとなる(ぱっと目を引く)色をひとつ持ってくれば。

これで、まるでプロがコーディネートしたような空間になります。

 

 

ベースカラーも、アソートカラーも、「色相」で選ぶようにしたらいいと思います。

アクセントカラーは「色」ひとつ

ちゃんと伝えたいこと、伝わっていますでしょうか。

 

 

「色相」を間違えると、「あれ?思ったのと違う…。」ってなるので要注意です。

例えば、緑色をアソートカラーに選ぶ場合。

 

左から、黄緑・緑・青緑のスケール。

それぞれ異なる色相です。

違う色相を選んでしまうと、失敗する場合が多い。

 

例えば、ラグが黄緑の色相、カーテンが緑の色相、ソファが青緑の色相、とか。

緑でまとめたはずが、どこかおかしい。

それは色相が違っているからかもしれません。

これ、けっこうあるあるだと思います。

 

ですが、色相の違いを上手く生かす方法もあるにはあるのです。

例えば、対策として、クッションに黄緑と緑の色相を持ってくるとか。

そうすると、リズムのようなもの、つながりが生まれて、一気にまとまりが出たりします。

でもこれはなかなか難易度高し!かもしれないです。

 

 

ふぅ(一息ついてみた)。

どうしよう。

伝えたいこと、まだまだあるのにな。

まだプロローグなんだけれどな。

それにしてはちょっと長くなってしまいました。

これ以上は読むのに疲れると思いますので(わたしも書くの疲れたし)次の機会にしたいと思います。

 

 

 

とりあえず、今日言いたかったことをまとめると。

 

●天然木、もしくは天然木っぽい風合いの床・建具ならば、天然木の家具でどの木材を選んでもいいんじゃないかな♪

●ベースカラーもアソートカラーも、それぞれ色相に注意して選んだらいいと思うよ♪

●アクセントカラーは1色だけ、パッと目を引くようなものを入れたら映えるよ♪

 

こんな感じになりますでしょうか。

 

拙い文章、説明になってしまいましたが、ここまで読んで下さってありがとうございます。

 

 

それでは。