ニャン と 井波

こんにちは。

スタッフのよこたです。

今日はがっつりプライベートな話題で失礼します…。

 

先日、インテリアコーディネータークラブ富山の定例会で南砺市の井波に行ってきました。

「宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」として日本遺産に認定されたまち。

その井波で、空き家の活用・伝統技術や文化の発信・地域活性の取り組みをされている建築家の山川智嗣(やまかわともつぐ)さんのお話を聞いてきました。

国内はもちろん、近未来のような巨大都市・上海において煌びやかで大きなお仕事をされていながら、井波において職人に弟子入りできる宿「ベッドアンドクラフト」をプロデュースされた方です!

仕事の振り幅すごい!!

 

古民家をリノベーションしたゲストハウスに宿泊しながら、木彫刻家・漆芸家・仏師に直接手ほどきを受けることができるということで、海外からの注目が高い!

実際に、利用客の7割が海外の方で、しかも長期滞在されたり、リピーターも多くいらっしゃるそうです。

決してアクセスが良いとは言えないまち、バスの本数も多くはない…。

それで金沢からタクシーで来られたりとか(10万円以上かかるらしい…)、豪雪でJRが止まってもキャンセルせずに、経路や交通手段を変え遠回りしてなんとかたどり着かれた、とか。

海外ではキャッシュレスが当たり前、井波のまちは現金じゃないと食事やおみやげが買えないところが多く、その上英語もあまり通じない。

それでも、海外の方にとってそこまでしても行きたいと思える魅力があるのだという県民としての誇らしさとか、そこまでして来られる海外の方をなんとかもてなしてあげたい地元の方の思いとか。

「いいなぁ。」

言葉にすればありきたりな感想になってしまうのですが、素晴らしい活動だと感動したのでした。

 

 

今回は、ベッドアンドクラフトの宿のひとつで、長期滞在に最適な「TAE(タエ)」を見学させていただきました。

https://www.bedandcraft.com/tae

とても小さな家なのですが、わくわくするし、落ち着くし。

長期滞在したくなる、というのがよくわかります。

うまく手を加えたところと、そのままを生かしたところが、素敵に調和していました。

漆芸家の田中早苗さんの作品が随所に飾られていました。

というのも「TAE」は漆の「多く重ねる」作業から名づけられたそうです。

 

「ベッドアンドクラフト」は、2017年にグッドデザイン賞を受賞されています。パチパチパチパチ(拍手)!

私は今現在、国沢タンス本店・シャルドネ高岡で働きながら、通信の芸術大学でデザインを学んでいます。

建築・インテリア・プロダクト・グラフィックなど幅広く、「空間」や「モノ」だけでなく「コト」のデザインも、です。

実際のところ、課題をこなすのに必死で、大学で学ぶ目的を見失いかけていました。

だから今回、お話が聞けて良かったです。

学びたい欲求が湧いてきます。

もちろんお仕事もがんばります!

 

お昼は、創業は元禄・池波正太郎も宿泊したという料理旅館「東山荘(とうざんそう)」へ。

タイムスリップしたようなとてもノスタルジックな空間で、やはりいい意味でノスタルジックなお料理をいただきました。

おいしかったです。ごちそうさまでした!

 

炎天下の中、井波のまちも散歩しました。

町家が並ぶ石畳の通りはとても風情があります。

 

いたるところに木彫りの猫。

猫好きにはたまりません。

実際にはもっと木彫りの猫がいるようですが、あまりの暑さに探すのは断念…。

瑞泉寺も参拝したかったのですが、体力的に無理…。

秋になったら、もう一度訪れてじっくり歩いてみたいです。

 

それでは。

今日も一日、熱中症に気をつけていきましょう!